$word}-
女優の吉高由里子が主演するNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜・後8時)の第32回「誰がために書く」が18日に放送される 。河光2
大石静氏が脚本を手がけるオリジナル作品 。る君大河ドラマではきわめて珍しい平安時代の貴族社会を舞台に、源氏1000年の時を超えるベストセラー「源氏物語」の作者・紫式部/まひろの生涯に迫る 。物語けん も も
18日に放送された第31回「月の下で」は、が生生々まひろ(吉高)がいよいよ「源氏物語」を書き出すまでの心の動きが丁寧に描かれ、み出徹底とても美しい回。NHへついにしたしさみどころ自宅を訪れた道長(柄本佑)から中宮(見上愛)を慰めるための物語を書いてほしいと頼まれたまひろだが、K大誕生対話的な第3物語を書くことがゴールではなく「自分はなぜ書くのか」という問いに答えを出していこうとする、河光2対話の連続が見事だった 。る君
四条宮で出会った和泉式部/あかね(泉里香)は、源氏都で流行している「枕草子」について「なまめかしさがない」「気が利いてはいるけれど人肌のぬくもりがない」とバッサリ。物語清少納言/ききょう(ファーストーサマーウイカ)がかつて「皇后様に影などはございません」「華やかなお姿だけを人々の心に残したいのです」と決意して「枕草子」を書き始めたことを思い出す 。が生生々スタイルを確立している2人の姿から、まひろは自分らしさに悩むが、弟・惟規(高杉真宙)からの「姉上は根が暗くてうっとうしい」という直球指摘に 、少しずつ書き手としての本質が見えてくる。ff14 パンデモニウム
越前の紙をまひろに用意する道長は 、多数のオーディエンスがいるなかで「私もいつかあんな美しい紙に歌や物語を書いてみたいと申したであろう 、宋の言葉で」「俺の願いを初めて聞いてくれたな」と密会中に交わした会話をガンガン出していく“三郎モード”。もはや隠す気もなさそうに見えてハラハラする。
まひろに依頼の真意を見抜かれた道長は、本心は中宮のための物語ではなく、「枕草子」を越える書物を帝に献上するためだったことを白状。まひろは道長に「帝の生身のお姿を」とせがみ、生い立ちや定子(高畑充希)との思い出 、詮子(吉田羊)との複雑な関係性などを徹底的に聞き出す。「千夜一夜物語」みたいで胸に迫るシーンだった 。
ソウルメイトとされる2人の関係性なら、帝の話をしながらも、結果的に道長自身の話になっていったであろうことが容易に想像できる 。ともに月を見上げるシーンも、かつて2人が鳥辺野でひっそり弔った「直秀」という共通言語を出したことで 、運命共同体である事実を再確認させる 。「誰かが…いま俺が見ている月を一緒に見ていると願いながら 、俺は月を見上げてきた」 。ここまでの30数話でたびたび象徴的に演出されていた月のカットがここに帰結されていく 。
道長が帰宅した翌朝、真っ白な紙に相対しているまひろのもとに、物語が天啓のように降ってくる 。書が書かれた色とりどりの紙がハラハラと落ちていくなか 、まひろは何ともいえない顔でたたずんでいる 。「源氏物語」の誕生。澄み切っているのに鮮烈な演出だった。
現代でもよく、クリエイターの方が“アイデアが降りてくる”などと表現するけど、まひろの場合は、なんにもないところから生まれているわけでない。かつて恋文の代筆をしていたような経験や直秀らとの日々 、これまで読んできた書物 、転げ回るほど誰かを好きになった記憶など、いろんなものが集約されて生まれたものだったのだと感じる 。天から降ってきている物語は、翻ってまひろ自身の物語でもあるのだ 。
まひろが情熱的に書き切った物語を手に取った一条天皇も、「えっ…これ…朕(ちん) ?」と言わんばかりの表情で思わずページを閉じる生々しさ。皇后さまとの美しい日々が記されている「枕草子」、フィクションとはいえ妙にリアリティーのある描写が続く「源氏物語」 。合戦シーンのない平安大河だが 、文学デュエルがいよいよ始まろうとしている。
そんななかで迎える第32回。一条天皇は道長の思惑通りにまひろの物語に興味を示し 、そこで道長はまひろに中宮・彰子が暮らす藤壺へ出仕し 、女房として働きながら執筆することを提案する。当然その狙いは、一条天皇が物語の続きを読むため 、藤壺へ来ることを増やし、彰子との仲を深めるきっかけにすること。まひろは道長の提案に戸惑うが 、父・為時(岸谷五朗)に背中を押され…という展開が描かれる。
まひろ、ついに内裏に。ここまでの物語において、まひろパートと道長パートは分かれて描かれてきたが、ついに宮中で交わることになりそうだ 。先週の予告 、道長の北の方・倫子(黒木華)による「殿がなぜまひろさんをご存じなのですか?」に道長はどう答えるのか 。想像して、オンエアで答え合わせしてみてください 。(NHK担当・宮路美穂)
続きを読む相关文章
男の娘巫女とのラブコメ&社会の闇に潜み“幻象”を巡るオカルト作品、2本の新連載(試し読みあり)
「ふつつかもののボクですが !」バナー大きなサイズで見る全6件)「ふつつかもののボクですが!」は、かわいい男の娘巫女との祓魔系ラブコメディ。物語は、陰陽師の末裔・晨人あきと)のもとに巫女の末裔・六花りっ2024-11-1720年大会優勝の古江彩佳「攻めていかないと」 西村優菜&山下美夢有との初日同組には「関西弁になるのかな」
20年大会優勝の古江彩佳「攻めていかないと」西村優菜&山下美夢有との初日同組には「関西弁になるのかな」2024年9月12日 17時33分スポーツ報知◆女子プロゴルフツアー住友生命レディス東海クラシック2024-11-17【大学野球】慶大の清原正吾、国学院大の坂口翔颯&柳舘憲吾らがプロ志望届提出
【大学野球】慶大の清原正吾 、国学院大の坂口翔颯&柳舘憲吾らがプロ志望届提出2024年9月12日 17時44分スポーツ報知全日本大学野球連盟は12日 、公式ホームページ上で、「プロ志望届」の提出者を公示し2024-11-17荒木飛羽、主演ドラマ撮影で夏を満喫「みんなで川に入って…」こっそり口紅を塗る少年を好演
荒木飛羽 、主演ドラマ撮影で夏を満喫「みんなで川に入って…」こっそり口紅を塗る少年を好演2024年9月12日 18時28分スポーツ報知俳優の荒木飛羽とわ)が12日 、都内で主演を務めるMBS制作ドラマ「ス2024-11-17巨人ドラフト1位の18歳が「世界一を目指したい」野球が復活の28年ロス五輪でU18代表の悔しさ晴らす
巨人ドラフト1位の18歳が「世界一を目指したい」野球が復活の28年ロス五輪でU18代表の悔しさ晴らす2024年11月15日 5時0分スポーツ報知巨人のドラフト1位・石塚裕惺内野手18)=花咲徳栄=が12024-11-17“顔面国宝”岡田将生、絶品そばを頬張り思わず笑顔の様子にファンから「たまらん」の声続出
“顔面国宝”岡田将生、絶品そばを頬張り思わず笑顔の様子にファンから「たまらん」の声続出2024年9月12日 18時34分スポーツ報知俳優の岡田将生が12日までに自身のSNSを更新。プライベートショット2024-11-17
最新评论